ジュニア・ギター・コンクール終わる。
毎年6月頃に行われる恒例の「ジュニア・ギター・コンクール」が一昨日の8日の日曜日、上野(浅草)に程近い台東区のミレニアム・ホールで開催された。午前中から行われ終了は夜の9時頃という、審査員を含め関係者にはなかなかハードな一日だったと思われます。
近年は子供達のレベルアップが凄まじくなかなか上位の金、銀、銅賞の3つのワクに入ることはむずかしくなったためか、今年からはそれ以外に第6位までを入賞とワクを広げ参加者の楽しみを増やしたようですが、それでもなかなか・・・です。
教室からは今年も小学低学年、高学年2名づつ計4名ほどが参加しましたが残念ながら入賞ならず、で理由はもちろん単純には練習の量が全然違うと思います。会の終了後に
友人の審査員の一人と話したのですが、まず、音色でふるい落とされてしまうところがあります。子供特有のペチャペチャした音は現時点では小1~2くらいまでが許される範囲で、低学年でも上手な子は大人の音と遜色ないカチッとした音色になっている。つまり子供のふにゃふにゃした手をそうした指にするため、かなりの時間を毎日の練習に割いて訓練し強い指を作っていると思います。感覚的には一日1~2時間の練習では全然足りなく、最低でも3~4時間は必要ではないでしょうか?
ジュニア・コンクールといっても大人顔負けではなく実は完全に負けています。例えばあまりの速さで審査員の反感を買ったのか(冗談)!? 第6位に甘んじたソルの「グランソロ」を弾いた小6の女の子の演奏は日本のプロの演奏家でもほとんど弾けない凄まじいテクニックです(鳥肌が立ちました!)。速ければいいというもんでもありませんが、あの速さで弾けるということはどれだけの練習をしているか、また、そこまで子供を持っていける大人の情熱(いいにせよ悪いにせよ)にも驚きです。
それに比べると教室の子達はのどかですがずいぶん頑張りました。考え方を変えれば子供子供した演奏で好感が持てたと思います。4名全員練習時以上の演奏を聴かせてくれたし、これといった大きな破綻もなく平均的なレベルにそれほどの遜色もなく(実は少しありますが・・・)、私的には十分満足でした。考えてみればこの会は日本のトップ集団の集まりです。もちろん今回たまたま出場しなかった常連組や隠れた才能を持った知られざる子供もいるでしょうが、やはり一番うまい子達が集まるのです。そこに出るというだけでも誇っていいと思うのですが。
小学高学年のプログラムはソルの「魔笛の主題による・・・」なんかは見劣りするぐらいで、同じく「グランソロ」、バリオスの「ワルツ3,4番」、タレガ「グランホタ」、アルベニスの「セビーリャ」「入り江のざわめき」、ディアンスの「Fuoco」などが当たり前のようにひしめき、まず曲目で負けてしまうところがありますから、これからは小学生でこれらの曲が弾けることがこの会の参加の条件となるでしょう。
大人の方々もなかなか練習が思うようにいかずジレンマに陥ってしまうこともあるでしょうが、こうした子供を見ていると前向きで夢がわいてきます。
皆さん子供に負けないよう頑張りましょう!
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